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社会貢献

2018年6月
認定NPO法人 子宮頸がんを考える市民の会 活動報告

乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟の第7回勉強会を開催しました

設立3年目を迎えたこの議員連盟。子宮頸がんを考える市民の会理事長、渡部は設立から運営までサポートさせていただいています。
※これまでの経緯はフェイスブックからご覧ください。
https://www.facebook.com/bc.cancerparty/

今回も国会議員をはじめとする100名を超える参加があり立ち見の方も多く熱気に包まれていました。
勉強会のテーマは「これで解決!子宮頸がん対策のあるべき姿 ~ 子宮頸がんを無くした地域から学ぶ ~」島根県立中央病院、岩成 治先生(島根県産婦人科医会会長)です。

講師の岩成先生は、子宮頸がんの原因ウイルスであるHPV検査を積極的に出雲市からはじめ、島根県でも積極的に行ってきた旗振り役の先生です。地域(日本)の現状を考えて、将来の子宮頸がん検診が、どうあるべきか?研究から実践、そして結果まで出した日本を代表する産婦人科医です。

冒頭、議連の野田会長から挨拶があり、事務局長の薬師寺先生が進行を務めました。

岩成先生が子宮頸がん検診のテコ入れをするまえの状況は、受診者は高齢化と固定化が顕著な状況で検診をしてもがんが発見できない。しかし、悪くなった状態での若い年齢の子宮頸がん患者は増えている状況。これでは、子宮頸がん検診の意味がないと思い、若年者への検診受診の勧奨とHPV検査を併用することで精度を高め、行政を巻き込んで特にターゲット世代である20~40代の検診受診率もアップに成功しました。

その結果、
細胞診・HPV検査併用検診+若年受診率70%で、出雲市の浸潤癌が激減(1/4に)し、ほぼ消失。
細胞診・HPV検査併用検診+若年受診率平均50%で、島根県の浸潤癌が半減(1/2に)

また、子宮頸がん検診の費用も効率化を図ることにより30%削減できたとの事。

これには、会場にいる厚生労働省の方も驚いていた様子でした。『日本国内でもHPV検査が早期に導入され、子宮頸がん検診の効率化が進むこと』を最後のメッセージとして、岩成先生の10年にわたるHPV検査導入の結果を共有して勉強会が終了になりました。

そして、指定発言では27歳で子宮頸がんで娘さんを亡くされた弊会の会員である米山武志さんからHPV検査が日本でも導入されていれば娘が命を落とさずに済んだかもしれないこと、悔しい思いで日々過ごしていること、早期に日本でもHPV検査が導入されることを願っているとの発言があり、すべてのプログラムが終了しました。